ご注意:当会、日本カイロプラクティック機構(JCO)の名前を無断で使用し会員を
集め布団・マットレス・健康食品等を販売する、または販売をさせる団体があります。
当会とは一切関係がございませんのでご注意下さい。
カイロ119番電話相談室に寄せられたご相談もご一読下さい。

衝撃的、具体的な被害に至るまでの内部告発(複数者より)
※内容に、多少の違いがありますが同じ様な団体が数団体あります。

「患者」から「受講者」そして「営業マン」にされる

「無料でカイロプラクティックが受けられる」「カイロプラクターになりませんか」「技術を学びませんか」等のチラシ他により、説明会と称してホテル、公民館、市民会館、等に人を集める。

中には家族、親戚、友人等の人間関係を利用して集めます。

そこでワンポイント治療のまねごとをします。

施術の後、白衣を着た人達が回りを取り囲み、さかんに良いことばかりを口にします。

患者の気を引き「1日セミナ−」又は「1泊2日のセミナ−」に誘います。

1泊2日セミナ−(金額約35,000円)では公民館、ホテルを使います。

ゴムチュウブ等で運動を教える他に、カルシュウム等の販売を始めることもあります。

技術は簡単な手技を少し教えて、ほめます。その患者(受講者)がいかにも自分で技術が出きるようになったと錯覚を起こさせます。

「あなた1人では、自分自身にカイロプラクティックができないでしょう。家族を呼んで来なさい。そうすれば家族全員が健康になれる。」と言葉巧みに家族ぐるみの取り込みを始めます。

はじめは1日セミナ−または1泊2日からはじめ、次に「基礎カイロプラクテックセミナ−(6日から10日:約40万円)」に誘います。

基礎カイロプラクテックセミナ−の前半は技術(と呼ぶにはほど遠い)を教えます。(缶詰状態ですから患者は疲れとテスト試験に受からなくてはと極限状態に追い込まれます。(この辺でマイルドコントロールにかかつてくる)

残りの後半は営業の話です。 

商品の説明(マットレス・布団・まくら・カルシュウム・コンドロイチン・アガリスク・化粧品等)の商品説明をします。

商品は、すべてポイント制になっています。

ポイント制によるバックマ−ジンの商品仕入れの契約に説明をもつていきます。すなわち紹介の先生(この時点で患者から先生になる)にバックマ−ジンが入るいわゆる「マルチ商法」といえます。

商品は、カイロプラクテックの名前を利用して売る様に教えられます。

「こんなに素晴らしい治療なのに自宅へ帰ると家族や周りが必ず反対します。」と説明をします。今思えば高額な支払いに家族がおかしいと考えて反対をすることは当然でした。「家族が反対する」と言う暗示にかけられていたのです。

患者(受講者)は缶詰状態とテスト試験に合格した嬉しさ(全員が受かるようになっている)また、マイルドコントロールにかかつてしまっている為に殆どの人は契約(約200万円から1,000万円)をしてしまいます。

おかしいな、と思いながらも…
受講の前に、実印を持参するように言われました。
おかしいな、と思いながら参加しました。

市販の痛み止め薬で…?

約6日から10日の短い期間で技術が覚えられるわけがないのは当然です。

そこで、あまり治らなければ市販の痛み止めでも塗ればよい「これは内緒だよ」と教えられました。

開業者の中には実際に痛み止めを使っている先生もいます。(薬事法違反??)

バックマージン

以下、細かくバックマ−ジンが上の先生に入るようになっている。(マルチ商法?)

20P(250万円)〜40P(500万円)〜60P(800万円)〜100P(1250万円)

ブロック長52%・幹部支部長50%・支部長45%・副支部長40%・会員38%〜5%等

バックマ−ジン一例の計算式(例)

紹介の先生

250万円の場合

金   額

38 %⇒

25%バック

325000 円

福支部長40%⇒

2%バック

50000円

支部長45%⇒

5%バック

125000円

 

幹部支部長50% ⇒

5%バック

125000円

ブロック長52%⇒

2%バック

50000円

セミナー講師は素人同然?

カイロプラクテックの技術を教える講師と称する先生も、このセミナ−を1年か2年受けて、チラシなどで人を集め、貢献した会員が副支部長、支部長、幹部支部長に選ばれて講師になりますが、ただの素人といっていいでしょう。

会員を多く集めた講師がセミナ−の講師に任命されます。(技術などはどちらでもよく会員を多く集めれば良いのです)

セミナーを修了しても?
短期間で修得した技術でこれだけの商品が売れるわけがない、
また、技術のまねごとで人間の身体(患者)を治せるわけがない。
事故が起きない方が不思議なくらいです。