身体の各部位の対称性を調べるのは診断にとって重要な手がかりを提供する。それは正常化されないときには身体の遂行能力の（�@　ウ　）の意味を持っている。例えば、筋の萎縮症は関節の異常性が基礎となっているかもしれない。わずかな異形があっても、基本的には正常な人間の身体はその重心の周囲は対称性があり（�A　オ　）がとれている。異常な骨や筋肉、脂肪、結合組織により対称性の崩れや（�B　ア　）的な影響を及ぼすかもしれない。隙間にある（�C　エ　）の量は、衰えた筋肉で最も顕著である。一般に、もし四肢両側の長さが同じであるなら（�D　イ　）には問題はない。

僧帽筋の上部線維は、斜め、下外側、前方に走り、鎖骨の外側1/3、（�@　エ　）と肩甲棘についている。一側の僧帽筋が収縮すれば、その側に頭部は（�A　オ　）され、反対側へ（�B　ウ　）し、頸椎前彎は
（�C　イ　）する。このように、僧帽筋は、その側の胸鎖乳突筋の（�D　ア　）である。

関節包は外側の線維関節包と内側の滑膜とからなる。線維関節包は線維芽細胞、線椎細胞、膠原線椎から形成され、滑膜の線維層と連結している。（�@　ウ　）に乏しく、（�A　イ　）に役立っている。

関節包は関節を守るのと、関節が自由に動く時に、関節でつないでいる骨格を近くに保持し、また滑膜をサポートを提供するのに役立っている。長骨における関節包は（�B　ア　）で付着されている。

関節包の外の線維層は（�C　オ　）と一緒になっている。補強靭帯と関係し関節包に（�D　エ　）を付け加えている。関節包の中は生体力学的な疾患により衰弱をきたす基本的な部位である。

１．（�@　イ　） − 如何なる可動性も全くなくなっている。

２．（�A　ウ　） − 朝や長時間座った後で立ち上がった時に「こわばり」が観察される。

３．（�B　ア　） − 自由な関節の動きが突然阻止される。

４．（�C　エ　） − 動きの初めから動きが鈍い。

５．（�D　オ　） − 動きの初めから全ての方向で限定されている。

捻挫は、（�@　オ　）や関節包、関節周囲の組織が部分的に引き裂かれるか、（�A　ア　）しなくてもひどく伸張させられたりしており、自然発生的にそれ自身で症状を軽減できる範囲の関節損傷と定義される。それは、靭帯の（�B　イ　）を超えた範囲以上にストレスを強いられたからである。障害の程度は、ストレスの（�C　エ　）がかかっている期間と組織の（�D　ウ　）によって決定される。

滑膜は関節包の最内層にあって関節腔の（�@　ア　）を形成している。滑膜細胞の下層は毛細血管に富んだ（�A　オ　）からなり、毛細血管から血液の一部が滑液成分として通過する。これに（�B　ウ　）から分泌されるムコ多糖類の（�C　イ　）が加わって（�D　エ　）となる。

筋収縮は一般的に（�@　エ　）と（�A　ウ　）の２つのタイプに分類される。（　�A　）収縮のタイプでは、筋力が外部からの抵抗力を越えるなら筋の（�B　ア　）を変化させる。（　�A　）収縮は

（�C　イ　）収縮と（�D　オ　）収縮の２つのタイプに分けられる。

運動が必要とされるとき筋はグループとして働き、それぞれのグループの協調によって滑らかな運動が可能となる。このような一連の運動を分析するときに筋は一般的に（�@　ア　）、拮抗筋、安定筋、協同筋に分類される。作動筋の（�A　エ　）は最も主要な運動として寄与している。協同筋は（�B　イ　）や応急的な動きをする二次的な筋である。拮抗筋は主動筋が収縮の間に（�C　ウ　）する。（�D　オ　）は骨格の部分や全体を支持、固定して一定の姿位を保つ。

２歳から６歳の間に、側方のバランスは（�@　ウ　）のねじれによって持続される。足は軽度のアーチを発展させる。膝関節は立位では（�A　オ　）をして、腰椎部位は通常（�B　エ　）しているが、腰仙骨部位から急激にもたれてかかっている。肩甲骨は（�C　イ　）によって後方に引き締められ、しばしば翼状になる。背部は穏やかな脊柱（�D　ア　）して、臀部を突き出している。７〜９歳より前に、子供は身体各部位の動きを修正するための運動神経機能の制御を改善するという、神経筋骨格における実習を行なう。

脊柱の前屈は2つの段階で起きる。屈曲の最初の60度までは殿筋群は（�@　エ　）し骨盤が固定される。この段階での70％の動きは腰仙骨結合(腰仙間)、（�A　ウ　）％はL5-L4で、（�B　オ　）％はL1とL3における可動で成り立っている。第2段階の屈曲はおよそ60〜85度で、殿筋群は（�C　イ　）し、股関節部が動き出し（�D　ア　）が前方へ回転することによって可能となる。

○腓腹筋のように白い筋は速筋に分類され、荷重下で速い運動に適している。

○特に強い筋肉の張力が長期にわたって働くと、骨格はしばしば歪むことになる。

○複合体運動で、すべての筋運動と安定化は協調していなければならない。

×単調な動きでは、それぞれの部分の自発的な制御をするという複雑な協調は必要でない。

○筋肉によって行動を起こし、運動をさせる。

○骨組織の治癒はCaにより促され、組織の強度は損なわれることはない。

○新生児は１歳までは、脊椎はＣカーブを維持している。

×生体力学的なストレスには２つのタイプがあり、心因的な要素に左右される。

×T1椎間板の面と形状は胸部のカーブをコントロールしている。

○胸部は前後ｓ方向には最小の可動性しか許容されないから、かなり大きなストレスがT12-L1とC7-T1の接合部においてかかる。

×関節軟骨は繊維軟骨で、表面は凸凹で弾力性に富んでいる。

×関節軟骨には神経、血管、あるいはリンパ組織が終生わずかながら滲入（シンニュウ）している。

○関節機能不全は通常、関節固有のストレスと関節の外因性のストレスの結果である。

○第１度の捻挫とは、穏やかな捻挫で、限定された局部に内出血があり、少数の靭帯線維の分離が関与している。

○等尺性収縮は、静止性収縮と同じで最大抵抗との釣り合いの取れた最大収縮を意味することもある。

○人間を機械としてみることにはメリットとデメリットがある。

○身体における特定の要素の変化の率を科学する学問を、運動力学と呼ぶ。

○力である筋、重力、身体が前方へ進むこと、共調作用、部分移動についての関係を分析するものは運動学である。

×加齢に伴い、胸椎カーブの増強と腹筋群の過緊張が起こってくる。

×線維関節包は神経終末に乏しく、固有感覚や痛覚の伝達に向いていない。

×関節軟骨は神経、血管あるいはリンパ組織を多く含む。

○捻挫は重大さ、病期、患部によって分類される。

×捻挫（sprain）は筋肉を巻き込み、挫傷（strain）は筋肉と腱の組織を巻き込む。

○筋を学ぶということは筋の解剖学的位置、筋の起始・停止部位、筋の色、筋線維の配列を知ることである。

×通常、軟部組織の損害は骨外傷より痛みがあり重大である。しかし、治癒までの期間は骨組織より短い。

○捻挫は、関節の靭帯を巻き込み、筋肉が働いていない状態で運動させると疼痛を引き起こす。

×等張性収縮は、筋張力が変化して収縮する状態で、求心性収縮と遠心性収縮に小分割される。

×長骨の発生初期において、骨端への圧力がみられる。これらの影響により骨の増殖と身体への圧が一つの組織からもう一つへ伝達される。

×２個の骨で構成される関節は二軸性である。

○環軸関節は車軸関節であり、一軸性である。

○関節性軟骨は骨表面上にある軟骨の薄い層である。

○骨盤の視診では、腸骨稜と大転子の高さを比較する。

○球関節は、３つの軸で３つの平面で動く。３つの自由度を持っている。

○椎間関節は、２つの軸で２つの平面で動く。２つの自由度を持っている。

○遅筋は長期間の緊張やゆっくりと静かに引っ張る力に適している。

○基本的に、脊柱は身体（体幹）の大黒柱としての役割を果たしている。

×姿勢の運動とは、完全に静止した固定位置で立つ筋の静的収縮である。

×頸椎と腰椎カーブは、腹臥位になると平らになる。

×脊柱の側屈では、男性の可動性が、女性の可動性に勝っている。

○環椎(atlas)は、前後径より横径が大きいリング状の形をしている。

○挫傷とは筋あるいは腱への傷害、あるいは筋腱の過剰利用や極端な伸張により限界を越えたり、抵抗に対する過剰収縮などによる傷害である。

○最も一般的な筋の外傷は、結合組織と少数の筋線維の損傷である。

×頸椎の動きを考える場合、椎間関節と椎間板の動きのみを考えるだけでよい。

○椎間関節に無関係なサブラクセーション

○強い圧迫に対して抵抗力があり、軸圧迫力のほとんどを分散し伝える。

○屈曲と伸展、側屈による引っ張りのストレス

×椎骨間の運動ユニットは、軸となる椎骨とその上下の椎骨との関係から成り立っている。

×腰椎椎間板の後外側へのヘルニアは、同じ位置にある神経を容易に侵害する。

○腰椎椎間板のヘルニアが問題を起こすのは、上位椎体の外側にある神経根に対してである。