関節周囲や（�@　エ　）内部の滑らかな組織〔例：（�A　ウ　）、靭帯、カプセル、滑液、関節軟骨〕は、異常な状態をきたしていると関節は正常な可動性がなくなり動かなくなっている状態である。これらの組織により関節表面での特定な平面においての滑りを阻止している。これらがフィクセーションの原因となる。これらの一般的な例としては筋痙攣や線維症、（�B　ア　）の短縮、関節内の癒着、（�C　イ　）の発生、（�D　オ　）の硬化と奇形、軟骨性軟骨と断片的な破片化、遊離体の断片化、軟骨びらんなどが関節の可動性制限する要因になる。

可動触診により（�@　ウ　）が制限されているかを検査することができる。これは痛みを発生している軸性関節や（�A　イ　）における生体力学的な（�B　エ　）の重要な１つである。正常な「関節の遊び」が欠けていると、関節を自動または他動的に動かしたときに、可動範囲の終わりに疼痛と筋スパズムが起こる。ひとたびアジャストメントにより「関節の遊び」が正常に復活させられるならば（�C　オ　）は軽減し、
（�D　ア　）は弛緩する。

急性のサブラクセーション（フィクセーション）の症状では、固有筋のスパズム、皮膚上から触診すると（�@　イ　）を感じる。触診した時に（�A　ウ　）が出る等がおきる。

慢性のサブラクセーション（フィクセーション）の症状では、皮膚上から触診すると（�B　ア　）を感じる。痛みというよりも（�C　オ　）がある。（�D　エ　）が萎縮し繊維が細くなる等がおきる。

身体の関節は多数の短軸、２軸、多軸で構成されている。（�@　イ　）関節は１つの平面だけで動く、１つの自由度を持っている。これは旋回軸と（�A　ア　）関節として知られている。２つの軸を持っている関節は２つの異なった（�B　オ　）で動くので、２度の（�C　ウ　）を持っている。そして３つの軸を持っている関節はすべての３つの平面で動くので、３度の自由度を持っている。〔例：（�D　エ　）関節〕。すなわち、関節は特定な軸について１度の自由度をもって、直線方向や、一方向、他方向に行き来しながら動く。

仙腸関節の完全な一側だけのフィクセーションでは反対側の関節は可動性が（�@　ア　）して、両側の関節の全体としての機能を担う。脊椎骨の完全フィクセーションでは、その椎体の（�A　エ　）で代償による（�B　ウ　）が起きるが、反対側の関節では可動性が（�C　イ　）してくる。部分的な一側のフィクセーションでは反対側の関節にはまだ可動性が残されている。このような可動減少と（�D　オ　）との相互関係はすべてのフィクセーションの型で見られる。

ディバーシファイド・リスティングの基点となる部分は、骨盤、（�@　イ　）、後頭骨を除き、
（�A　エ　）（body）である。椎体の移動した方向をリスティングに表す。しかし、実際には椎体を検査することができないため、検査の際は（�B　ア　）（transverse process）をリスティングの（�C　ウ　）として定めている。ディバーシファイド・リスティングにおいて、最初に検査を行なうサブラクセーションは（�D　オ　）変位である。ついで後方変位のある椎骨の回旋、および側屈変位を決定する。

関節が可動範囲いっぱいに動くためには、若干の余分な（�@　エ　）をゆるさなくてはならない。平行移動や（�A　ア　）の時に起こる関節の遊びに加えて、（�B　イ　）の動きも存在しなくてはならない。もしこれらの付随的な運動の一つが害されるなら、関節の表面は近づき押されて（�C　オ　）しまい、関節の動きは制限される。長期の圧迫によって（�D　ウ　）の減少が進行してくると局所的な貧血になる。これが変形性関節症の原因となる。

外傷に反応して１つ以上の筋肉が力強く防御的な収縮、（�@　ア　）を起こすことによって、サブラクセーションを引き起こす。この収縮が個々の限界を越えると有害な（�A　エ　）が確立される。

内臓−脊髄反射、（�B　オ　）における極端な精神−情緒刺激などの一側の末梢器官の過敏から

（�C　イ　）の結果として生じたフィクセーションは主として一側でかつ急性である。このようにして生じた（�D　ウ　）のフィクセーションは姿勢に影響を与え得る。

短下肢は、重量を支える下肢の（�@　ア　）だけではなく、（�A　イ　）や大腿、踵、足など、さらにもっと多くの（�B　ウ　）が原因となっている。短下肢が存在すると骨盤の（�C　エ　）は水平になっていない。積み木様の脊椎は常に（�D　オ　）を保持しようとして、種々の弯曲を起こして適応する。そして同時に身体の重力線と比較して種々の身体部分をバランスがとれるようにしてくる。

疼痛は（�@　オ　）し、強い。

無防備な関節が若干の動きにおける（�A　エ　）によって発生する。

疼痛はその関節か（�B　ウ　）に制限される。

疼痛は特定の動きによって（�C　ア　）させられる。

（�D　イ　）が疼痛を和らげ、そして硬直を引き起こさない。

（�@　エ　）　　（�A　ウ　）　　（�B　ア　）　　　　（�C　オ　）　　（�D　イ　）

○可動触診では、可動性がない状態をフィクセーションと呼ぶ。

×可動触診では、動きすぎる状態をハイポモビリティーという。

×関節の正常範囲以上の可動を制限しているのは靭帯だけである。

○２つ以上の骨からできている関節だけが、サブラクセーションやフィクセーションを起こすことができる。

○複雑な固有受容器が存在し、高位の中枢神経（CNS）へシグナルを送り続けている。

○大腿の下方への移動、腸骨稜は低い、仙骨に対して腸骨の上方への移動

×ハイアーチ、腸骨稜は低い、仙骨に対して腸骨の上方への移動

×水平移動を抑制するために脚と腰部の長い筋肉は緊張を強いられる。

問021　

○フィクセーションには(1)筋肉性、(2)靭帯性、(3)関節性、(4)骨性の４つの一般的な型がある。

問022　

○筋肉性のフィクセーションはフィクセーションの中でも最も多数を占める種類である。

問023　

×フィクセーションの特徴である筋トーヌスの変化により、脳脊髄神経の鈍麻が作り出される。

問024　

問025　

×習慣的にフィクセーションを起こしている椎間関節で早期に見られる生理学的な変化は関節の癒着である。

×ストレスが短期間存在しただけでも副腎や免疫系に障害が出てくる。

×頚胸椎移行部の可動性は胸腰椎移行部と類似している。

○靭帯性フィクセーションは悪化している慢性の筋性フィクセーションか靭帯外傷の反映である。

○多数の筋性や靭帯性フィクセーションはしばしば仙腸関節と後頭骨−環椎、胸椎において見いだされる。

×筋性フィクセーションではアジャストにより関節可動性の改善はわずかである。

問034　

○椎間板の退化と内部断裂により運動性が過剰になり、さらに不安定性を引き起こす。

×脊柱骨盤の順応性テストは、患者のフィクセーションの部位を特定するにはよい方法である。

×サブラクセーションは、レントゲンによる線引によって決定されるので、可動触診を用いる必要はない。

○アジャストにより局部と脊柱の他の部位に影響を引き起こす。

○触診したときに圧痛が出る。

×関節炎のある関節ではアジャストにより1回で痛みがとれることが多い。

×筋と関節機能は機能上お互い分離して考えるべきである。

○胃腸や横隔膜に見られるスパズムや痙攣は、非常に痛く鋭い収縮が起こる。

×固定化が強固であり難治性であるため、治癒直後でもフィクセーションの改善はみられない。

×椎間板の退化と内部断裂により運動性が過剰になるが、不安定にはならない。

×姿勢の変形と代償が最も大きい部位は上部頚椎である。

○来院時の患者には２つの心理が働いている。それは「先生に対する恐怖」と「病気に対する恐れ」である。