［バンクーバー　２７日　ロイター］
カナダの研究チームが２７日、関節炎などに有効といわれている補助食品のグルコサミンについて、長期的に効果はない、との報告を発表した。
報告を発表したのはブリティッシュ・コロンビア大学のチーム。

関節炎の再発について、６カ月間調査した結果、グルコサミン服用者の割合が４５％、偽薬服用者は４２％だった。
調査を率いたジョランダ・シベール氏は、「グルコサミンは調査に参加した人たちの間で有効と考えられていても、長期的に効果はなく、長期間の服用は再発防止に有効ではないことが分かった」と述べた。

調査はカナダ４都市で、平均２年間グルコサミンを服用し、一定以上の改善がみられたと思われる患者１３７人を対象に実施された。
（ロイター） - 10月28日15時47分より

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