ビタミンの評価を食安委の専門調査会が選定

ビタミンの評価を食安委の専門調査会が選定
食品安全委員会の企画専門調査会は2月18日、
「ビタミン類の過剰摂取」について新たに安全性評価に取り組むテーマとして選んだ。
食品電話ダイヤルなどに寄せられた意見を参考に国民の健康への影響が大きく、安全性評価のニーズが高いものとして絞り込み3月中には同委員会が最終決定を出すようです。

ビタミン類は、厚生労働省が食生活での上限摂取量を定めているが、サプリメント(栄養補助食品)を大量に服用したり、ほかの医薬品と併用した場合の副作用ともいえる影響が懸念されているためと思われます。
カイロプラクティック師等によるマルチ商法による健康食品、サプリメントの販売は急増しており、今後問題化すると考えられ訴訟になった場合は「賠償責任の補償」外になります。
カイロ業界はじめ代替療法関係者におかれましても責任をもって対応をしてください。

アメリカのカイロプラクターはビタミン、栄養学等の学問を習得した上で患者に勧めていますが、国内では「にわか栄養士」「いいなり販売」「一夜漬け販売」が主になっております。
当会JCOでは、今後専門家による教育講座を開催して対応をしてまいります。
また、カイロプラクティック師が責任をもてるサプリメントの導入についても検討してまいります。

サプリメント「ビタミンE」は有害?? 効能に疑問

以前より、当会JCOでは栄養補助食品サプリメント、ビタミン等の摂取について必ずしも健康に有益ではなく、かえって副作用、有害にさえなり得ると指摘をしてきましたが、3月15日シカゴ、ロイター発によると、「ビタミンE」についても有害と発表されました

カナダのマクマスター大学とハミルトン・ヘルス・サイエンス・コープ社の研究報告では、「ビタミンE」のサプリメントに効果がないことや潜在的な有害性があると分かったことから、血管疾患や糖尿病のある患者に投与すべきでないとの説が強く裏付けられた。

栄養補助食品サプリメント「ビタミンE」を毎日摂取しても、血管疾患や糖尿病の高齢者にはガンや脳卒中、心臓発作を防止する効果はなく、かえって心臓疾患発症のリスクが高まる可能性もある」調査によると、ビタミンEを摂取していた人が心臓疾患で入院する確率は、摂取していない人を40%も上回った。との結果が発表されました。
3月16日Yahooトップページニュース参考

4月16日(土)17日(日)開催の指導教員認定講座では、
東京大学農学博士の細山浩先生に「カイロプラクティックと健康食品」。
フィブロ製薬株式会社メディカル事業部次長今井冬樹先生には、
「栄養サプリメント講座:カイロプラクティックに関連するサプリメント素材・日本の健康食品市場状況・健康食品という言葉の定義・保健機能食品制度の現状・アメリカの健康食品市場の歴史と日本への影響」についてご講演を頂きます。
参加資格がある方は是非お申し込み下さい。