40-50遺体を無資格解剖か 医大元助手、経歴も詐称
以下、共同通信社【2006年7月26日】によると
東京慈恵会医科大(東京都港区)の元男性助手(47)が無資格で専門学校生に遺体を解剖させていた事件で、解剖された遺体が40-50体に上る可能性があることが26日、警視庁生活環境課の調べで分かった。
医師免許がないのに「医師」と刷られた名刺を持ち歩き、専門学校にも免許を持っていると経歴詐称していたことも判明。
事情聴取に、無認可、無資格で実習したことを認めており、同課は死体解剖保存法違反容疑での立件を目指す。
慈恵医大内の施設や献体の使用を上司だった教授も知っており、「今思えばまずかった」などと話しているという。
元助手は専門学校で人体の構造などの講義を担当。「課外授業」として1人数万円で解剖実習の参加者を募っていた。
同課は集めた金が慈恵医大の関係者に渡っていた可能性もあるとみて調べている。
調べでは、元助手は在職中の2003年から04年にかけて3回にわたり、慈恵医大の解剖室で、保健所長の許可などがないのにオーストラリアにある大学のカイロプラクティック学科日本校(東京都港区)の学生を集めて遺体の解剖をさせた疑いが持たれている。
実習には専門学校生や同校の卒業生ら40-50人が毎回参加。
3-4人で1つの遺体を解剖し、元助手がメスを執ることもあったという。
慈恵医大広報推進室は「捜査中でありコメントは差し控えたい」としている。
当会、日本カイロプラクティック機構(JCO)では、当会が主催、
後援を米国財団法人野口医学研究所(外部認定機関)により
カイロプラクティック指導教員資格認定講習会を既に2回実施していますが、
カイロプラクティックの教育機関が増えるなか第三者機関による
「教員認定」は業界発展のために必須ではないでしょうか。
(共同通信社より)
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